こんにちは。
新潟市中央区古町の美容室、ディセンタージュの樋口です。
さて、先日お客様からの質問。
「やっぱり臭いが強いカラー剤ほど髪痛むの?」
お答えします。
その通りです。
そもそも、この刺激臭のニオイの元は『アルカリ剤』と呼ばれるもので、キューティクルを開いてカラー剤の浸透を促進させる効果や、髪の毛を明るくさせる為にカラー剤に配合されています。
当然この6LVのカラー剤よりも…
この12LVのカラー剤の方が臭いが強いです。
(数字が大きくなるほど髪が明るくなる)
髪を明るくするパワーが強いということは、アルカリ剤の配合量も増えるため臭いも強くなります。
髪が痛む痛まないで言えば「痛む」と言えるでしょう。
ただし!
臭いがなければ髪に優しい
とは言い切れないのですよ!!
アルカリ剤って?
主にカラー剤やパーマ剤に使われるアルカリ剤は…
- アンモニア
- モノエタノールアミン
が主に使われることが多いのですが…
特徴としては…
- アンモニアは揮発しやすく髪に残りにくい。揮発する為臭いが強い。
- モノエタノールアミンは揮発しにくく髪に残りやすい。揮発しない為臭いが弱い。
もうなんとなくわかりますよねw
市販のカラー剤はよく『臭いがしない』というのを謳い文句にしてますが、これが【市販のカラーは痛みやすい】という原因ですね。
もちろんそれだけではないですが
何故アルカリが髪に残るとダメなの?
冒頭でも書きましたが、「アルカリ剤」の役目は髪を柔らくしてキューティクルを開かせること。
髪の毛に残ってしまうと、キューティクルが開きっぱなしになって、髪の栄養分の流出やカラーの褪色、摩擦などの物理的要因でキューティクルの剥離、切れ毛などのダメージに繋がるのです。
もちろんサロン専用カラー剤でも臭いが弱いモノもありますが、その多くの場合はダメージ毛用のカラー剤などで、アルカリ剤の配合量を必要最低限まで少なくしたカラー剤などですね。
なので、美容室でカラーしているときに「カラーの臭いキツイなー大丈夫かなー」て思った時は、アルカリ剤がしっかり揮発してくれてる証拠なのでご安心くださいw
それとカラー後には後処理として、残留アルカリなどの除去もしっかりやってもらいましょう!!
ご参考までに〜
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