こんにちは。
新潟市中央区古町の美容室、ディセンタージュの樋口です。
さて、先日の…
の続きとなりますが、今回は【酢リンス】について。
前回に引き続きですが、今回も『pH(ペーハー)』が関係してきます。
まず「酢(食酢)」のpHは2.5〜3.5の酸性。
要は、塩シャンプーでアルカリに傾いた髪を酢を使って酸性に戻しましょうってことですね。
髪を酸性にするということはもちろん理にかなってます。
ただし…
どれだけ希釈すれば適正なpH値になるかわかりにくい。
ということです。
「洗面器にお湯を張ってお酢を◯◯〜」
てか各家庭で洗面器の大きさも違うし、「お湯を張る」って大雑把すぎませんか?w
髪の毛もただ酸性にすればいいってものでもなく、あくまでも『弱酸性』にしなければいけません。
また、酸性になりすぎても今度は「過収斂(かしゅうれん)」という作用でゴワゴワのキシキシになってしまう場合もあるのですよ〜
酢の原液とか使わない限り大丈夫だと思いますが
あとはアルカリから酸性へのpH値の移動の振り幅が大きいと、同じくダメージの原因につながる場合も。
前回の塩を溶かした水溶液を見てもらえばわかりますが、あのpHから一気に戻すのは髪の毛になかなかの負担をかけることになります。
また、酢にはアミノ酸が入っているから酢リンスが髪に良いと言いますが、アミノ酸単体ではほとんど効果はありません。
もちろん毛髪の主成分はたんぱく質。
アミノ酸はその素となる訳なのでもちろん必要なのですが、髪に付けるよりは飲んで摂取したほうが効果的です。
と言うことで、一美容師の見解としては酢リンス、塩シャンプーはオススメはしません。
以上!!
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